コンクリート二次製品とは?特徴・種類・用途をわかりやすく解説

コンクリート二次製品とは?特徴・種類・用途をわかりやすく解説

コンクリート二次製品とは?特徴・種類・用途をわかりやすく解説

コンクリート二次製品とは?特徴・種類・用途をわかりやすく解説

街の中を見渡すと、必ずといっていいほど目にするコンクリート。建物や道路、橋など、私たちの生活に欠かせない建材です。
今回は、そのコンクリートを工場で成形・加工した「コンクリート二次製品」に焦点をあて、その特徴や種類、用途についてわかりやすく解説します。

 

コンクリート二次製品とは?

コンクリートとは、セメント・水・砂利・砂を混ぜ、さらに水分量や空気量を調整する混和剤を加えて作られる建材です。
工事現場では「生コンクリート」として大型ミキサー車(生コン車)で運搬され、型枠に流し込み、固めて使用されます。

コンクリート二次製品とは、この生コンクリートを工場で型枠に流し込み、強度を高めた後に成形・加工した製品のことを指します。
建築現場で直接型枠に流し込んで固める「現場打ち工法」とは異なり、品質が安定しやすく、工期の短縮が可能な点が特徴です。

 

コンクリート二次製品の製造プロセス

1. 型枠成形:設計に基づいて型枠を準備し、生コンクリートを流し込む
 

2. 振動・締固め:コンクリート内部の空気を抜き、密度を均一化
 

3. 養生(硬化):適切な温度・湿度管理のもとで強度を高める
 

4. 型枠脱型:硬化が進んだ後、型枠を外して成形品を取り出す
 

5. 品質検査:強度・寸法・外観などの品質チェックを実施
 

6. 出荷:施工現場へ運搬

 

コンクリート二次製品のメリットと注意点

メリット

耐久性・耐水性・耐火性が高い
コンクリートは長期間にわたり劣化しにくく、水や火にも強い性質があります。

品質が安定している
工場で生産されるため、天候や施工環境に左右されず、高品質な製品を安定供給できます。

施工が容易で工期を短縮できる
現場で型枠を組む手間が不要なため、作業時間を短縮し、施工コストの削減につながります。

寸法や形状の自由度が高い
製造時の型枠を調整することで、多様な形状の製品を作ることができます。

 

注意点

重量があるため、輸送コストがかかる
製品によっては大型トラックでの運搬が必要となり、小規模な工事ではコストがかさむ場合があります。

用途に合った製品を選ぶ必要がある
適切な種類の製品を選定しなければ、強度不足や施工不良のリスクが生じる可能性があります。

 

コンクリート二次製品の主な種類

舗装コンクリート

道路や駐車場などの舗装に使用されるコンクリート。
耐摩耗性に優れ、交通荷重に耐えられるように設計されています。

 

高強度コンクリート

高層ビルや橋梁など、特に高い強度が求められる構造物に使用されます。
流動性を高めるために高性能減水剤を添加することで、施工性を向上させています。

 

鉄筋コンクリート

コンクリートは圧縮力には強いものの、引張力には弱いため、鉄筋を組み合わせて補強したものが鉄筋コンクリートです。
耐震性や耐久性が向上し、建築物や橋梁、トンネルなどの構造物に広く利用されています。

 

コンクリート二次製品の用途

側溝

道路脇に設置される排水設備で、雨水を集めて排水する役割を持ちます。
代表的なものにL字側溝、U字側溝、FR横断側溝などがあります。

 

信号機・配電線用のポール

コンクリート製のポールは、耐久性に優れ、設置環境に応じた長さや強度で製造されます。
景観との調和を考慮し、色や形状に工夫が施されています。

 

ガードレール基礎

道路沿いのガードレールを支える基礎部分に使用されます。
カーブや勾配に合わせて成形され、強度や耐久性を確保しています。

 

まとめ

コンクリート二次製品は、道路や建築物の構造を支える重要な建材であり、耐久性・施工性・品質の安定性など、多くのメリットを持っています。
一方で、重量や用途に応じた製品選定が必要であり、適切な計画のもとで導入することが重要です。

コンクリート二次製品の導入や選定についてのご相談がございましたら、ぜひ専門業者へお問い合わせください。